地元の山の材を厳選して使用し、山陰の気候風土に合った、日本建築の住み心地を楽しみ、山陰の四季を味わう和の住まい「和良居の家」。
こちらでは「和良居の家」を支える技術についてご説明いたします。

和良居の家の構法について

音田工務店の「和良居の家」は、木造軸組構法を基本としており、地域の技術と伝統を受け継ぎ、後世に残していくことを目標の一つとしています。
また、過去から学ぶとともに現代の技術を融合させ、より良い家とは何か、耐震性、安全性とは何かを常に追求しています。
島国である日本の風土を考えた時に、ほとんどの土地は軟弱地盤であり、やわらかい土地です。しかし、その中でも山間地域では大きな岩盤が地中に埋まっている場合もあります。家造りの基本として、地盤調査を行いその土地にあった構法を選んでいく必要があります。
具体的には、伝統的な落とし込み構法貫構法、戦後発達した筋カイ構法などが挙げられますが、コストを踏まえた上で建物全体のバランスを考え、構法を選定し、また構造計算や、引き抜き計算、風力や地震力への耐力計算を行い、安全性だけでなく、安心できる住まいを提供しております。

「和良居の家」は、基本技術に裏打ちされた充分な耐力構造を持った家づくりを基本とし、そこに住まわれる方「人」と建てる土地の特性や気候風土「地場」とを大切にした家づくりこそ本当の家づくりであると考え、実践した結果、実現したものなのです。